天井へ板張り作業と、ここにたどり着くまでの色々な物語

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2022/06/14

天井へ板張り作業と、ここにたどり着くまでの色々な物語

天井へ板張り作業と、ここにたどり着くまでの色々な物語

こんにちは、ひまわり工房暮らしの現場監督、東としきです。

赤穂市の現場にて、大工が直々に天井へ板張り作業をしていました。

塗装された板をただ張っているだけやんと思われる場面ですが、

ここに辿り着くまで いろんな物語がありました。今回はその物語を紐解きます!

杉無垢の羽目板

羽目板…壁や天井に張るための板のことで、並べて張り合わせていきます。

日本の伝統的な工法であり、無垢の羽目板は多少なり調湿効果もあるため

日本の気候に適した建材です。先人の知恵が今も受け継がれている証拠ですね。

施工する羽目板は杉のプレーナー仕上げに、施主様の希望されたお色に塗装して現場へ搬入されます。

塗料は我々が推奨している自然健康塗料「リボス社」の塗料を2回塗りして、

しっかり乾燥し切ってから梱包されます。塗装は2回塗りで施しましたが、

重ね塗りをすればするほど当然濃くなります。

メーカーの推奨塗装が2回塗りなので従って施してあります。

ちなみに1回目と2回目は、さほど変わりありませんでした。

ここから羽目板の選別

さて、塗装作業だけでも数日はかかりましたが、ここから状態の悪い羽目板は脱落となります。

塗装する前は 傷や汚れが分かりにくく、

さらに色をつけることで割れを見つけることが容易になります。

割れをそのまま放置していると一枚の板に一直線の割れ目が出てきてしまうので、

必ず除外しなければいけません。

状態の悪い部分にマステを貼ります。

大工が施工する際に、部分的にカットして使えるよう選別します。

あとは明らか大きな節があっても、そこだけを逃げて上手く張ってもらうよう指示もしておきます。

いよいよ出発

塗装、選別、養生ができて ようやく搬入準備に入ります。

羽目板は裏面以外、多少の凹みも許されない材料のため

ズレ動くのを防ぐためにラップ巻きをし、最後に梱包します。

空間の一番アクセントになる材料でもあり、やり変えができないので 一つ一つの作業が油断できません。

ついに大工に託します

現場に到着した羽目板たちを上手く調理するのは、

棟梁である大工によって一瞬にして施工されていきます。

今回施工する箇所はキッチン上の天井に張っていきます。

「張るのは一瞬だけど段取りに数週間はかかったね…笑」

とは言っても いざ出来上がりを見ると、

この羽目板を貼るまでにちょっとした物語があったなと自分が一番思います。

何気ない壁や棚というのは、実は何人もの人たちが段取りから完成まで

見えないところで奮闘してるってイメージすると感慨深いですよね。

これから仕上工事だ。

完成までの一瞬を大切に これからも走りまくりますよ!

暮らしの現場監督 東駿貴

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