2021/09/03
代々の土地、築100年にもなる夫の祖父母宅をリノベするか新築するかどうしよう?

こんにちは、ひまわり工房暮らしの設計士、東沙織です。
先日のリノベのブログ記事、ご覧いただきありがとうございました。今日は、そんな
リノベでそうな建物が身近にある方からの、リノベか建替か悩まれているご相談です。
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建替か、リフォームか、リノベーションか
前回にも書いたのですが、『所有できる建物』があるからこそ、先祖さんのことを考えたら
「リノベのほうが喜ぶのではないだろうか」と・・・
深く考え込めてしまって、1つの答えが導きだしづらくなるのも事実です。
たしかに、ご先祖さんが残された大切なお家。
とはいえ、現代暮らしとしては使いづらい間取り。抜けない柱や梁。夏暑くて冬寒い無断熱のお家。
この課題を、どこまで許容されるか。また課題解決できるかがポイントです。
新築以上に、相当な覚悟と柔軟な発想力が求められるのが、リノベーションの特徴です。
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▼こんな場合は、いさぎよくリノベを選ぶ場合もあります
✔既存住宅の取り壊しに、NGを出す身内さんがいる
✔既存住宅の状態が、想像以上に良い
✔世帯が一緒になるなど(二世帯住宅)、既存住宅の改造のほうが都合がいいご家族がいる
✔既存住宅の間取りに大きな不満がなく、そのまま構造躯体を利用したほうが、コストダウンになる場合
とはいえ・・・
新築以上に、相当な覚悟と柔軟な発想力が求められるのが、リノベーションの特徴です。
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リノベーション(リフォーム含)or 建替え検討ポイント ~耐震~

✔耐震基準に対して、どう向き合うか
1981年(昭和56年)5月31日以前の基準を『旧耐震基準』、1981年6月1日以後の基準を『新耐震基準』といいます。
2000年にも大幅に耐震基準が見直された経緯があります。大地震がある度に見直されてきました。
『旧耐震基準』の時代に建てられた建物は、耐震基準を満たしていない可能性が高いので、
行政の耐震診断を依頼される方がいます。耐震リフォームを同時に行う事例もあります。
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また、『新耐震基準』であっても、2000年以前の住宅リフォームの際は、
築年数や耐震への配慮も、念頭に置かれてみることをオススメします。
※写真は、補強を行っている様子の事例
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古い柱や梁は、シロアリ被害がないか確認を ~白蟻~

過去のリフォーム事例の中でも、「小屋裏にある大きな丸太梁を再利用したい」
と言ってくださった方が多くいました。 しかしながら中には
『シロアリ被害』にあっていて、使い物にならないほど腐り朽ちてしまっている現場もありました。
今後、長く過ごしていく上でデメリットになるようであれば、時に諦めることも無難な選択です。
※写真は、補修をしつつ再び梁として使用できた事例
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リノベは構造面・コスト面的にも制約多し

課題点や制約を『長所や個性』と とらえていただけることが…
提案者として感慨深く、先日はそんなリノベ現場に恵まれました。
リノベは課題や制約多しですが、 お施主さんの価値観や対応力次第で、
『良い提案』に繋がることもあるんです◎
痛んでいる部材を補修したり 生きながらえた古き良き部材は、形を変えたりするなど、
再び使用。 断熱や換気計画も見直し、過ごしやすさも両立。
もちろん、そのためには、設備投資が必要ですがね( ノД`)。
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建替えを選ぶ方もいる
✔既存住宅の間取りが不満であり、リノベであっても間取りが納まらない場合
✔耐震補強・白蟻対策・断熱対策・換気計画を現代の新築レベルにまで向上したい
✔とにかく、古い家に未練がない
などなど。。
冷静になってみると、建て替えを選ぶほうが、何もかもがリセットされる理由がここにあります。
とはいえ、最終的に『既存住宅を利用する/しない』はご家族のこれまでの家に対する想いが
大きく関係するのも事実です。
私も本来は、古き良きお家を後世に残していくことはいい心がけだと思っていますが、
お家を維持管理していく上で、本当にかかわっていくご家族の思いをまずは最優先したいのが本音です^^
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