2021/04/17
一番怖いのは、情報に囚われて囚人化すること(世界的なウッドショック・輸送コンテナ不足のお話)

こんにちは、ひまわり工房暮らしの設計士、東沙織です。正しい情報っていったいどこにいったら得られるんでしょうか。。 偏りのない公平な情報って、今の時代は…探すほうが難しかったりしますよね。
さて今日は、世界的な問題に挙がりつつある『世界的な木材争奪戦・木材不足(ウッドショック)』『コンテナ不足』について…わたしなりに触れてみたいと思います。

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「stay home」は世界中で…暮らしの新様式に。
昨今、コロナ禍による『stay home』(うちで過ごそう)は、
日本だけではなく世界的な合言葉になっていますね。
もちろん、経済活動や社会活動の観点から…
家のソトで過ごす時間も、大切な意味をもつ時代ですよね。
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結果的に、わたしたち住宅工務店は、例年よりも住宅を見直す方々で溢れ…
わたしたちも日々、課題解決のために奔走しています。
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じつはこの『住宅需要』『住宅の見直し』というのは、日本に限る話ではなく、
欧米など世界各国でも注目されています。
特にアメリカでは、金融緩和に加え、テレワークの浸透もあいまって…
「もう、郊外に戸建て建てちゃおっか?!」という選択肢が増えています。
これを、『都市のアパート離れ』とも言うそうです。ほほぅ。。
結果的に、アメリカ住宅市場は例年よりも活気が溢れている状況です。
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こんなことは、1年前にどれだけの方が予想できたでしょうか。。
当然、わたしは遠い国の対岸の火事状態でした。。
『stay home』は、たくさんの命を救ってくれたのは言うまでもありません。
『stay home』は一方で表裏一体で、何者にもなりうるんだと。
今、じぶんたちがさらにアップデートしていく時期にきているんだと強く思います。
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アフターコロナは、色んなことが動き出す。
一足早く、景気が活気づいているのが中国。大国が一気に動き出しています。

※画像はイメージ
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輸出輸入の動きも著しく、「世界中のモノが中国に吸収されている」と
言われる経済評論家さんもいて…た、たしかにそうも言えるなぁと頷けます。
結果的に、いま、輸送するためのコンテナが中国エリアへ集中し、不足することで
日本では体積の大きい建築資材を運ぶことも困難になりつつあります。
空前絶後の住宅需要と物流需要が、対岸の2大国では起こっているんですよね。
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◉住宅資材(特に材木)の世界争奪戦
◉(物流のための)輸送コンテナ不足
この2つの課題は、世界で日夜騒がれています。
そして、私たち日本で暮らす人たちにも影響が出始めています。
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需要と供給バランスが崩れる。日本人気質の罠

さきに述べたように、アメリカや中国を中心としたこれらの影響は、
日本にもジワジワと影響を与えてきています。
◉材木費が3~5割程の値上げ(2021年4月17日段階の情報)
◉建築資材費の値上げ(2021年4月17日段階の情報)
などを中心に、随時情報が更新される日々です。
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いま、私たちひまわり工房がつくる家は、材木の9割が国産材です。
とはいえ、残りの1割は輸入材で補って家づくりを進めています。
今回、輸入が困難になってきていると言われる「ホワイトウッド」などは
基本的に使用せずに 家づくりを行っています。
※一方で、輸入材に頼っていた他の住宅会社さんは…続々と国産材使用へ移行しており
結果、国産材も類を見ない値上げが続いています。
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いつどんなタイミングで材木の発注制限が厳しくなるか…私たち工務店には判断のしようがない状況です。
発注をして初めて納品の『目安時期』が ようやくおぼろげにわかる状況です。
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大国によるモノの急激な需要と、小さな国によるモノの確保バランスが
少しずつ崩れてきているのはたしかです。
まだ、グレード(質)を落とす材料というのは、日本人気質的には「イヤだ」と
される中で、今までと同様グレードで材料確保をするのは至難が想定できます。
…となると、『供給(時間)を待つしかない』ということになるんですよね。(涙)
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早め早めに動くと、『吉』予報。
住宅工務店にいるわたしは、材木業界の最前線にいるわけではないので
やはり、新鮮な情報をお届けできません。
それでも、課題が拡大化する前には、情報をキャッチすることはできます。

✓現在、建築契約中の方は『早め早めの発注合意』が吉◎
✓現在、建築契約直前の方は、『建築時期に半年単位の余裕をもつ』が吉◎
✓現在、家づくり情報収集中の方は、『建築は今か、未知なる延期かを考えてみると』吉◎
今言えるのは、本当にそれくらいなのです。
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過去にも同様のことはあった
◉消費税増税前かけこみ需要に伴う、注文急増→設備出荷制限(代替品も案内)
◉製造会社の工場屋根が、雪の影響で崩落→出荷ストップ(代替品も案内)
◉コロナ禍で、海外設備の輸入目処がたたない→納品時期の延期(代替品も案内)
未曾有のこともあれば、予測できることもあります。
とはいえ、やはり『納品を待つ』か『代替品へ変更』の選択となるものです。
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例)材料調達が困難なため、上棟日の延期
例)上棟はできても、木下地の調達困難なため、工期の延長
今後は、こういった事例が増えてくると考えられます。
万一、コストUPせざるを得ない場合は、住宅会社と協同で話しあうことが大切です。
一過性の状況と信じたいものの、誰にも的確な予測はできないものですので。
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情報化社会で一番怖いのは…

※以前はフェースシールドでしたが、今はアクリルパネルで対応中です。
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「あっちではこう言われた。こっちではこう言われるのかオカシクナイ?」
「依頼先の工務店では、問題ないと言われた。」
「うちはもう家を建て終わっているからヨカッタ~」
などなど、誰しも心の中では『じぶんだけは失敗後悔したくない』と思うものです。
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マウントをとりあうのではなく、かわいそうだと思うではなく、
応援して差し上げる心を、大切にもってゆきたいものですね。
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だれも正解がわからない状況。取引先によっても対応は様々です。
◉思い立ったが吉日でもあるし
◉急がば回れでもある
今後、いつまでもアメリカが超低金利時代を続けることは現実的に考えられない。
そうなると、金利が上昇するのは分かり切った話であって。
日本も同じように金利上昇が予想できるものであって。
なにが正解か、いつが正解か、誰が正解か。わからないものです。
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情報化社会で一番怖いのは・・・
溢れる情報に『囚われて』しまい じぶん自身がいつの間にか…
囚人化することなのかもしれないですね。
深呼吸をして、 今日もごきげん度数を上げてゆきましょう。
いつまでも永遠にこの状況がつづくことは、ないのですから。

※やっぱりフェースシールドは、装着難しいですね。汗)
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わたしたちも、じぶんにできることを、一生懸命がんばります( *´艸`)!
(2021年4月17日段階の情報をもとに執筆しました)
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